羽曳野市にある節句人形専門店 丸十

家族書・親族書はご両家で取り交わすものですので、ご両家にてご相談の上で必要な場合はご相談下さい。
恋愛結婚の場合は、昨今省かれる方が多いです。

当店にてご購入頂いた商品に関しては無償で筆耕をサービスいたします。
文言に関してはマナーに沿ったものをご提案させて頂きますのでお気軽にご相談ください。
ただし、文字数や内容が通例より著しくオーバーするものは、追加料金を頂戴する場合がございます。

婚約を公（おおやけ）にし、相手側にこちら側の気持ちを伝える為の儀式です。

儀式といえば堅苦しく思えますが、二人が「一緒に結婚しよう」と口約束をしますよね。それを双方の親にも伝え又周りの方にも公表し、それをが確かな約束として形にし相手の親御さんに対して誠意の気持ちを表すのが結納です。

又それは自分にとっても一つの区切りとなるでしょう。

結婚は当人同士はもちろん、両家が一番近い親戚になると言う事の最初の儀式です。

結納を行い両家で正式に挨拶をしておけば結婚後、両家の関係もスムーズに行くようです。

また、結婚をする心の準備にもなるようです。結婚を決めても『プロポーズをしてみて結婚式場は予約したけど・・・』 なんてイマイチ実感が湧かない方がほとんどです。

しかしながら、結納を行うことで 『ほんとうに結婚するんだ』 と実感が湧くみたいです。

ちょっとめんどくさいなぁ、と思われる方にも心のケジメを付ける意味で結納をされることをお勧めしています。

家が狭くて結納品を保管する場所がない等の理由があり本当に必要ないからいらないといわれている場合もありますが、女性側から「結納をして下さい。」とはなかなか言いにくいものです。

いざ結婚を前にして 「やっぱり結納を入れて欲しい」という話がよくあるようです。それはただ結納金が欲しいというのではなく、親戚や関係者に「何故やらないのか」と言われるケースなど色々あるようです。

また、結婚への話があまりにも早く進みすぎて、男性側の本心がはっきりと見えぬまま不安を募らせてしまうという場合もあります（特に女性側の両親が心配されるようです）。

お気持ちをお伝えする意味でも結納は行われた方が好いのではないでしょうか。

結納は贈り物ですので、例えお相手様が「包みひとつでけっこうですよ」と言われても、お相手様の遠慮分を考慮して気持ちより少し良いくらいがちょうどいいかもしれません。

最低限の礼儀として、白木の台を広蓋（ひろぶた）などにのせお渡しされたほうがよいでしょう。手盆はやはり失礼になります。

本来の結納は着物などを贈り、結納金を送ることはありませんでした。ですので結納金無しで指輪などの記念品を贈り結納を交わしても問題ありません。